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いつか書く手紙

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2017年 06月 04日

ハリネズミの元気

ハリネズミのハリヒコを動物病院に連れていった。
朝、病院の開いた時刻に電話したけれどもお話中でつながらない。
何度か電話してお願いをして16:45なら連れてきてもいいとのこと。
午前中がよかったけれどもしかたがない。

見にいってもストレスかと思うが何度かケージを見にいく。
昨日の夜より全然悪くなっている。
わたしはよく眠れなかったので気持ちが悪い。

「心配してもなんのためにもならないとわかっているけれども
 それで心がいっぱいになって元気がなくなる。
 食べたり寝たりができなくなる。そういう自分の性格が嫌である」
というと

「心配はわかるが何かできることをやるほかない。
 心配はしてもしょうがない」
と夫がいう。

ハリちゃんはぐったりしている。後ろ足の様子は昨日の夜とはまた違う。

動物病院で教えてもらったダックスープという栄養食をつくる。
前にもつくったことがあるがもう一度電話で分量を聞いた。

ミルサーでハリネズミフードを粉砕してお湯でといて
アイソカルプラスという
ネスレが出している
老人や障害者のための流動食(だと思っているがよく知らない)を混ぜる。

それをやっているときは少し気分がよくなった。
意味があることをしていると思って。
ハリちゃんに出すと頑張って歩いてきて
少しなめてハァーという感じで疲れて休んでいる。
ごめんねと思う。どう考えても自分のせいである。

自分のせいだと思う自分もいやだが実際そうだと思う。
先週今週と仕事が忙しかった。
普通の忙しいではなくて
四月から仕事を始めて
それも半ば受動的な感じで、
子どもは保育園にいっていないで働くというのも
かなり無茶なことだし、

物量のうまくコントロールのできない自分は
四社の仕事を一度に請けてしまい(それ以外にももともとの仕事がある)
やはりコントロールの苦手な自分は
納品物の期限がたまたま五月末の週に一度にきてしまって、

身体をとにかく壊すと生活が決壊するので
(子どもが生まれる前は多少寝込んでも大丈夫だったが)
すごく気をつけながら(喘息の薬は絶対に飲み忘れないとか
サプリメントをこまめに飲むとか、多めにご飯を食べるとか
牛乳をたくさん飲んで血糖値を保つとか)

子どもを夜八時過ぎに寝かせてから
一緒に寝て起きてから一時、二時まで仕事するとか
仮眠しすぎたら三時か四時くらいまでやって
また寝て朝七時に起きて夜子どもが寝るまでは
子どもと過ごす、というのを
十日間くらいやっていた。

そもそもコントロールできない性格が悪いし
ムリだとわかっていても仕事を始めたのも悪い。
(ムリならどれくらいムリかというのを夫に示す必要もあった)

子どももストレスがたまっている。
昼間は仕事してないといっても
あれやって、これやって…と思っていたり
Skypeで話が入ってきて対応していたりすると
これまでフルコンタクトで相手してきてもらった娘は
面白くない。読む絵本の数も減ってしまった。

その中で一回ハリちゃんのお水が切れたまま
5、6時間経っていた日があった。たぶん火曜日だと思う。
月曜日かな。火曜日のような気がする。

その日は確かにハリちゃんは元気だったが
そのあとからあまりお水を飲まなくなったように思う。
ささみをあげても食べなかったのもそのあと。
すぐに気がつけばよかったのに。

その話を動物病院でしたら「ああー」という感じで
「見てわかるんですがひどい脱水を起こしています」といわれた。
それ以外に病気があるかはわからないが
とにかく脱水だと。

金曜日の夜にことの重大さに気がついたけど
(「フードを食べてないな」とは思っていたが、ハリネズミは
 わりとすぐ食べなくなることがある)
もっと早く気がつくべきだった。
木曜日の仕事で一段落したんだった。
水曜日に気がついていたらいいと思ったけど
木曜日の仕事の準備をずーっとやっていたんだった。
せめて金曜に動物病院にいけたらよかった。
思い出したら金曜は娘が風邪引いて病院いったんだった。
金曜日に気がついたのもあんまりにも
ハリちゃんの状態がひどかったのもあるし
自分もそこでようやくまともにじっくりハリちゃんを見たということではないか。
度量がちいさいので他のことがあるとそうなってしまうのだ。
もう動物は飼わないほうがいい、と眠れなくて
昨日はそればかり思った。

自分の話ばかり書いている。
自分勝手だと思うが
その反省ばかりしている。
反省というのも自分勝手のあらわれだと最近思う。
ハリちゃんは元気だろうか。

ハリちゃんは病院に預けてきた。
強制給餌(口を開けて食べさせる)が必要じゃないかと思ったが
子どもがいてそれをタイミングよくできると思えなかった。

栄養食をつくったり動物病院にいく準備をしているだけでも
子どもはすごく荒れていた。
母親が自分以外のもののために
心を砕いているのがわかるのだ。
娘が別にいじわるなわけではない。
仕事をしていて前より構われないと感じているところで
今度はペットにお母さんの手と時間をとられたら
腹が立つだろう。

人間にはそれぞれ度量というのもがある。
能力がある。
自分の場合はそれが狭いし低いということがよくわかる。
それにしたがって生活するしかない。

そういうことを思っていたところで
ハリネズミがこういうことになって
自分のせいだと思ったが
病院につれていってますます自分のせいだとわかった。

いま夜の四時半で、三時半まで寝ていたので昨日よりもわたしは元気。
昨日は心配で三時半までもんもんとしていた。
そういうのは時間のムダだ。
でも人生はムダばかりだとも思う。

子どもが咳をしているので戻る。

ハリネズミの容態について病院から夜九時に電話があって
あまりよくなかった。
でもわざわざ電話をくれてちゃんと対応してくださっていることに安心もした。
点滴を一度したあとのハリちゃんはすこしもちなおしていた。
見るからにもちなおしていた。
病院では、お会計の前に、強制給餌でも食べたといっていた。
このあとも食べさせると電話でいっていた。


by writetoyou | 2017-06-04 04:27 | 動物


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