いつか書く手紙

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カテゴリ:動物( 61 )


2013年 08月 07日

蝉のセミ次郎のこと

昨晩寝るまえに
蝉のセミ次郎のモノマネをしたら
夫が笑っていた。

見るに値する芸を繰り出せたようでうれしい。


=====
セミ次郎は明かりが大好きで
夜のコンビニの
輝くガラス戸をめがけて突進するが
からだの軽さが軽すぎて
扉が開かない。

せつない。

セミ次郎もほんとうは
ファミリーマートの
入店のメロディが聴きたい。

俺のために歌ってくれ、自動ドア。

なんどもガラス戸にぶつかって
それでもあきらめきれなくて
ガラスのふもと、
足拭きマットのはじでうずくまっていた
真夏の夜のセミ次郎。

俺が生きていられるのは
あと三週間か十日か
それともよくいわれるように一週間しかないのか。

せつながっていたそのときに
サラリーマンがなにげなく
ドアをくぐって
「いまなら」「いまだ」とセミ次郎は思う。

飛ぶ。

ぶん。

自動ドアがしまるまえに
セミ次郎の高度は1メートル70センチに達し
見事に入店を果たした。

じじじじ。

あの入店のメロディは流れない。
ファミリーマートに歓迎されるには
セミ次郎のからだはちいさすぎて軽すぎる。

セミ次郎はそれでも満足だった。
高く高く飛びながら
蛍光灯につぎつぎと挨拶をする。

これがレトルト食品ですか。
これがスナック菓子ですか。
これがハーゲンダッツですか。いいですね。

これが週刊誌ですか。
これが競馬新聞ですか。なんでもありますね。

セミ次郎は店内を自由自在
縦横無尽に飛び回る。

ああ、これがハイライトですか。
これが缶チューハイですか。
これがブルガリアヨーグルトですか。
いいですね。

店長がバイト君に命令をする。
高校生の彼は店でいちばん背が高い。
レジ裏に常備してある虫取り網を手に
ふたりはしずかにセミ次郎を追いかける。

セミ次郎はいっそう
悲壮なほどの声で鳴く。

俺は明るいのがすきです。
俺はこの場所がすきです。
蛍光灯の真下を飛んでいたい。
いろんな品物の上を飛んでいたい。

じじじじ。

じじじじじじじ。

OLが逃げまどう。
サラリーマンが首をひねってよける。

セミ次郎は網の中に。
バイト君が外へ出て
茂みにそっと放す。

せめてもっと話したかった。
おいおまえ、おれのこと捕まえて楽しいのか。
じじじじ。

バイト君の戻っていったコンビニを眺めて
セミ次郎は泣く、
じじじじ。



=====
というのを5分ほどの踊りに込めて
踊ったらすごく汗が出たし、夫も笑ってくれるし、
ひじょうによかった。エンターテイメントです。
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by writetoyou | 2013-08-07 20:39 | 動物
2008年 06月 25日

ヒップホップのビートにさえずるセキセイインコ




これ。


なごむ映像。

バックトラックをつけた人もすてきだけど
隣りにいてインコを手に乗せたまま
葉っぱとか食べてる女の子がすてき。
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by writetoyou | 2008-06-25 23:46 | 動物
2007年 10月 22日

動物病院の前で





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今日は研修で
でも会場に着いたらその時点で
すごくおなかが痛くて
あー!と思いました。

お腹がじわじわと痛いです。
無理が重なるとこうなります。
たまに忘れた頃になるのです。

お財布をみたけれど薬はありません。
薬を飲めばすぐに治るので
家に帰って飲みたいと思いました。
でも研修は夜まであるし
そのあとオフィスへ戻る予定なので
たいへんだなと思いました。
とりあえず痛み止めだけ飲みました。

痛くてあぶら汗が出ます。
がんばろうと思っていたけれど
ぜんぜん無理だと思いました。
よくやく一コマ目が終わって
会場の係の人に帰りますと伝えました。

そして約束していた人とご飯を食べましたが
そのときは痛み止めが効いたのか
あまり痛みはありませんでした。
でもわたしはふだんの四分の一くらいの愛想になっていて
申し訳ない気がしました。
(胃腸が悪いわけではないのでごはんは食べられます。
 あたたかいお茶をたくさん飲むのがよいです)

家の最寄駅まで帰ってくると
また痛くなってきて
ひとあしひとあしが
『赤い靴』のお話のように痛くて
ずんずんと胴に響きます。

そうしたら動物病院の前で
おばあさんが
ポメラニアンを膝の上に抱いたまま
本を読んで
午後の診察が始まるのを待っていました。
あの犬もどこか悪いのかしら
と思いました。

お腹は痛いけれど
久しぶりに
秋の日の昼に
ゆっくりと景色をみながら歩いている気がして
ほっとしました。
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by writetoyou | 2007-10-22 16:24 | 動物
2007年 09月 16日

「わかりやすさ」なんてそこまで大事じゃない、という話





わかりやすい題にしよう、と思って
ひとつ前の文章を
「ゴールデン・レトリバーが死んだ話」にしましたが

わたしにとって
死んでしまったのは
「ゴールデン・レトリバー」じゃなくて
「セナちゃんという賢くて心の優しい大きな白い犬」で

わたしにとって
セナが死んだことは
「ゴールデン・レトリバーが死んだ話」なんかじゃないんだ
と思いました。


いつか死ぬとわかっているのに
どうしてうろうろしているんだろう、わたしは


冬の終わりに
コロちゃんが死に
広島のおばあちゃんが死に
そう思ったのに

夏の終わりに
セナちゃんが死んで
また同じことを思いました

いつか死ぬのにどうして
と。
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by writetoyou | 2007-09-16 03:23 | 動物
2007年 09月 16日

ゴールデン・レトリバーが死んだ話





おばあちゃんちの犬のセナは
うちにいたん犬じゃないけれど
でも死んでしまって悲しい。

このあいだ帰ったときに会った。

そのときはもう静かにしていて
でもとても撫でてほしそうにしていた。
人が来ると
立つちからも余りないのに
はしゃいでくれるのだ。
でも時間もなくてわたしはあまり撫でられなかった。

うちの犬のコロにしても
広島のおばあちゃんにしても
セナにしても
死ぬのがもうみえているひとというのは
同じ雰囲気がある。

死ぬ前なんだから
もっと優しくしてあげられたらよかったけれど
なぜかそういうわけにいかないのだった。

触れづらいというか
ふだんなら触りたくなるのに
あまり触りたくならないのだ。

振り返って、
それが生命力が低下するということかなと思った。

命の光のようなものが弱まってしまうんだと思う。

セナちゃんは苦しんで死んだそうだ。

最後は抗ガン剤もやめていたようだ。

目を開けて
舌を噛んだまま
死んでしまったらしい。

死ぬ前の五日間ほどは
夜中も
痛みのせいか
さみしいのか
ずっと鳴き続けるので
おじいちゃんとおばあちゃんが
交代でそばにいて
撫でてやっていたらしい。

そして昨日
いとこ(2歳11ヶ月。おばあちゃんにとっては孫)をよそへ送っていくために
おばあちゃんは「まっててね」とセナちゃんに声をかけて
出掛けて
帰ってきたら
そのときにはもう死んでいたらしい。

まだ生きているものと、死んでゆくもの。

死んでゆくものに対して
元気なわたしたちは
全力で関わることはできないんじゃないか、と思う。

元気なものは元気なものの社会の中で活動しないといけない。
そういうふうにしないと生きていけないから。

そしてそれでいいんだと思う。さみしいけれど。

前はそういうことがわからなかったけれど。
親しいものが死んで
でも健康に生きているわたしは
耳がつんとするまで泣きじゃくったり
後悔で眠れなかったりしながらも
また朝は来て
ご飯を食べたり
人に会ったり電話をかけたりして
仕事にもいくし
どこかで悲しんではいても
一日のうちで笑うときはあるし
そうやってだんだんと慰められて
元気になっていく。
そうでないと
みんながみんな暗くなってしまって困る。

生き物が死ぬのは当たり前のことで
それを悲しむのもとうぜんのことだけれど
死んでしまったもののことを思い出しながらも
元気に生きていくんだなあと思う。

前は
死んでしまったもののことを忘れてしまうなんて
不誠実だと思っていたけれど
忘れるわけじゃない。

生きているものには生きている世界があって
いつか死ぬ日まで
死んでしまったもののことも考えながら
新しく生まれるもののことを応援しながら
今自分という体で生きているということを
自分なりにやっていくしかなくて
あまり悲しみにこだわりすぎるのはよくない。

でも今はやっぱり
あんなに体の大きかったセナちゃん(セナは、ゴールデン・レトリバー)が
すっかり縮んでしまったこと、

ほんとうにわんころという感じで
まりのように小さな頃
畳の上で
はしゃいで卓袱台の脚のまわりを
猛烈な速さでぐるぐる回っていたこと
そして爪があたるので畳が毛羽立ったこと、

そういうことを思い出すと
ほんとうに悲しい。

そしていま、本店
(おじいちゃんとおばあちゃんの家の呼び名
 うちは寿司屋で、祖父母の家が本店だったので)
では
もうみんな
眠ったかも知れないけれど
それでもあの家は
深い深い悲しみの中だと思ったら
今日の夜は
ずっとずっと長く続く気がした。

太陽の光を浴びて
黄金色に輝く
太い、こわい、しっかりした毛の持ち主だったセナは
先月みると
ふわふわのやわらかく白い毛のぬいぐるみのようになっていた。

今はもう死体になってしまって
きっとあさってくらいには
お葬式をして
荼毘に付されると思う。

死んじゃったから
二月に死んだうちのコロちゃんと
犬の天国で会ってたらいいなあと思った。
(ふたりはそんなに仲良かったわけではないけれど)
(そして天国というものがあるのかどうかしらないけれど)
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by writetoyou | 2007-09-16 03:07 | 動物
2007年 09月 16日

さようなら





おばあちゃんちにいた犬のセナが死にました。






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by writetoyou | 2007-09-16 01:09 | 動物
2007年 09月 05日





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シーにもランドにも鴨がいます。
鴨が好きなのでうれしいです。

すずめもたくさんいて、こぼれたポップコーンをくわえて飛んでゆきます。
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by writetoyou | 2007-09-05 17:06 | 動物
2007年 08月 31日

オカピについて





隣りの日石ビルにあるam/pmでヨーグルトを買おうとして
こんなPOPをみました。




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タピオカピ、というダジャレと
「パカプルン、パカプルン」というオノマトペが可愛くて笑ってしまいました。
実際のオカピはこんな生き物です。






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オカピはかなり大きくて、キリンの背丈のままでもっと体を頑丈に、ごつくした生き物です。
キリンとは違って昼間よく動くからこんな風に保護色なのではないかしらん。
シマウマのようなシマシマ部分がありますが、胴体は馬のような色をしています。
たぶん、初めて見ると重量感に驚かれると思います。
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by writetoyou | 2007-08-31 16:21 | 動物
2007年 08月 27日

紅い首輪の猫





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通り越すときにニャアと鳴かれました。
道の真ん中に座っているからみんなが見ていきます。
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by writetoyou | 2007-08-27 18:27 | 動物
2007年 08月 16日

夜の動物園





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お盆の間は、上野動物園が夜八時まで開園しています。
昨晩いってきました。
わたしも彼氏も年間パスポートを持っています。

元気そうだったのはコビトカバです。
いつも水の中にいるのに
ガバーっと水面に出ては潜って、を繰り返し遊んでいるように見えました。

ニホンザルも元気いっぱいで
ブランコを漕いだり、丸太橋の上で飛び跳ねたり
涼しい時間帯にめいっぱい遊ぼうとしているようでした。

暑そうにしていたのはパンダで
クーラーの利いたへやの中で横になって寝ていました。

かわいそうだったのはリャマとペンギンで
いつもは寝部屋に帰れる時間なのにどうして今日はまだ帰れないんだろう
といいたげな顔をしてドアのほうを向いて立っていました。

ニワトリのうまれたばかりのヒナ(ひよこ)をみました。
全身が真っ赤で、一生懸命立ち上がろうとしていて心配になってしまいました。

羊に触るともこもこの高級絨毯のようでした。

不忍池のほとりで彼氏はビールを飲んでわたしはオレンジジュースを飲みました。

おじいちゃんにパンダの柄の扇子を買いました。

写真はダチョウです。
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by writetoyou | 2007-08-16 17:57 | 動物