いつか書く手紙

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2007年 04月 29日

あなたは






あなたは猫さん





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わたしの住むうちの周りには
たくさん猫がいて
暖かい昼の時間なら
駅へいくまでのあいだに
かならず誰か出てきます

今日も二匹会いました

一匹はいつものこのひと

もう一匹は初めてみる
もこもこの
クッションみたいな
大きな猫

石の上で寝ていました




いまは電車の中

次は上野です
動物園へいきます

向かいの席で
思春期の男の子が
お父さんに怒鳴っているから
悲しくなったけれど
みているうちに
次第に穏やかになったから
よかった

駅につきました
上野です
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by writetoyou | 2007-04-29 15:22 | 動物
2007年 04月 26日

寂しくて、といわれて





(この文章は
さきの火曜日に
書きかけてそのままになっていたもの。)


祖父母が
長年やってきた寿司店を
晴れて日曜(四月十五日)に
閉めました。


気になります。

週に一度の休みさえ
ろくろく休まずに
あれだけ勤勉に働いてきたわけですから

仕事がなくなって
安らぎよりも
空しさが先に立つのではと
心配になるのです。


昨日は
夕に一度こちらから電話をし
夜にまた向こうからかかってきました。

おじいちゃんは

元気であること、
片づけるべきこと・ものが多いため
予定表を作って計画的にやるつもりでいること、
今年は老人会の会長であるからその仕事もあって忙しいこと、
水泳をする予定だが
(わたし達きょうだいから
退職祝に水着を送りました)
いまはすることがたくさんあるので暫くしてから始めようと思うこと、
などを語ってくれました。

「じいちゃん元気やよ」と
何度もいっていました。

わたしの手紙のせいかもしれません。

仕事を辞めると決めて以来
祖父があまりに

寂しい寂しい

ばかりいうので

寂しいというフレイズが
ひとから生命力を奪うことがあるから
心配になり
わたしは手紙に

寂しい寂しいとばかりじいちゃんがいうと
わたし達も悲しい
と書きました。

だから祖父は
じいちゃん元気やよ

繰り返しいってくれたのかもしれません。

驚いたのは
祖母から
「けさ
起きたら
寂しくて
何もする気が起きなかった」
と聞いたことで
わたしは
祖母にとって労働は
負担だとばかり思っていたけれど

ああ
それは違っていた
と思いました。

彼女は
体を痛めてしまうくらいまで働く
ということしかできない。
程ほどにやるとか
手を抜くという
方策を
とれない。
だからこそ
自営業でここまでやってこれたのだし
今あんなにも
体が弱ってしまっている。
ということに思い至り
(店を閉めた直接の理由は
彼女の健康状態にありました)

悲しい

すぐ慰めにいきたい

ありがとうといいたい

そんな気持ちになりました。


曲がった脚
少しずつ縮んでいく背丈。

わたしは彼女をいたはりたい。


お正月、
一緒に
スーパー銭湯にいって
そのとき見た
彼女の体は

白く白く
痩せていて

肌は
つるつるして薄い習字紙のように
すべらか。

そして
へこんで
ゆるく皮の垂れた腹をみて
わたしは思い出す

彼女の膝の上に
抱かれたまま
髪を洗われていたときのことを。

シャンプーのしみるのがこわくて
目を固くつむっていた
そのときのことを。

それは二十二年まえのことで
そのあいだに
わたしは大人になって
もう
どこへでも一人でいってしまうし
好きな人もいるし
会社に勤めもしているし
色んなことができるし
色んなことを一人でしなきゃならない。

でもどんなに
わたしが
おばあちゃんのいるところから
遠く離れて暮らしても

どんなに
おばあちゃんと一緒に過ごした時代から
遙か時間が経っても

どんなに
わたし自身の見た目や暮らしぶりが
激しく変わっても

いつかあのとき
おばあちゃんの膝の上で
髪を洗ってもらっていたという
そのことは
石のように
ずっとわたしの中にあって、
変わらない。

わたしがどこへいっても
わたしがどんなに変わっても
いつかおばあちゃんの膝の上で
泡が入らないように目を閉じて
それでも気になって薄目を開けて
おばあちゃんのお腹を見てた
おへその下の手術の跡を見てた

そのわたしと
いまここにいるわたしは
続いていて
それは消えない真実。

そのことは
切なくて
あたたかい。

だからなのか
今寂しいそうにしている
おじいちゃんとおばあちゃんを
わたしはいたはりたい。

一緒にいられないから
電話をかけたり
手紙を書きます。
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by writetoyou | 2007-04-26 00:48 | 家族
2007年 04月 26日

旅のつづきを 2  ドライブ







(この文章は
昨日の
終電とタクシーの中で
書いたもの)


写真は
車の助手席に座って
足をフロントガラスのところに上げて
行儀悪く、
楽にしているところ。


三月
四国へ
旅行したとき

借りた車の中で
撮ったものです。



人に運転してもらうって
なんてしあわせなこと。

安楽で
穏やかな時間が
味わえます。

景色が少しずつ変わっていくのを
見ながら

窓ガラスに頭を預けたり
脚を好きなだけ伸ばしたり

眠ってしまったり

安心とは、なんと素晴らしいもの。
ありがとう
ありがとう。



そんなことを今思い出しながら
仕事から帰っている真夜中に
空気は冷たく
雨が降っていて

でも悲しくない。

何度でも反芻できる旅行は
お金だけでは買えなくて

お金も
一緒にいく人も
時間も
必要で

タイミングも必要で

天気もよくないといけないし

そんな旅行は
ありがたく
とうといものなのだと

振り返り、
考えて

いまは
体が冷えて
疲れているけれど
そんなふうに
思い出すとげんきになれるような思い出が
わたしの内側にあるから
悲しくはない。

大丈夫。



思い出を作るとは
じぶんのなかの
灯心に
火をともすようなもの。



思い出すべき思い出があるということは
人を内側から支えてくれます。

空気が抜けて風船がしぼみそうなときに
中からつっかえぼうするみたいに。

つっかえぼうして支えておけば
また空気は入れられるから
元気が戻ってくるまで
しんぼうすればよいだけのことで。








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by writetoyou | 2007-04-26 00:17 | 日本
2007年 04月 23日

オヤスミ






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この犬は
日曜の夜に
仕舞ったあとの床屋で
カーテンの下から
外を覗いて
大人しく
座っていた、

そんな犬。

とても可愛い。

かぶりつきたいくらいね。

大好きよ。

わたしは選挙にいかなくてはいけないから
急いで歩いていた。

遊ぶのに忙しくて
投票券はうちに置いたままで
土曜の朝から出ていたから
いっぺんうちに取りに帰らないとならない。
もう夜七時を回っていた。

だからあまり犬を見られなかった。

また会えるかな。

毎日通る床屋の前だけれど
あの犬に会ったのは
あれが初めてだった。


むくむくしている。
触りたいな。

オヤスミ
オヤスミと言いながら
撫でてやりたい。

犬は優しい。
人間に付き合ってくれるよ。


撫でてやりたい
なんて
そんなのわたしの我が儘だけれど

ひとつ寛大な心で
撫でられていただきたく申し上げ候。
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by writetoyou | 2007-04-23 23:51 | 動物
2007年 04月 23日

蕎麦屋

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すきな蕎麦屋にいったら
夜に働いていた
気骨のあるおばさんがいなくなっていて
無愛想で怖い堅太りの女
(昼間にいた人)

おたふくみたいな気の弱そうな女
(前に一、二度みたことがある)

二人になっていて

二人とも気働きが利かなくて
狭い店内をバタバタするばっかりで
おばさん一人分にもおっつかないので
店の中も
テーブルの上も
ずっとガチャガチャしたままで
落ち着いて飲んでいられなくて
だんだんつまらなくなってしまった。

他の客も
「おばさんは?」と訊いていた。

おばさんは常に
グラスが空いていたら飲み物を尋ねるから
どんどんビールが出ていたのに
代わりの女二人にはそんな余裕がないから
みんな酒が進まない。

誰でも蕎麦は
食べても一枚か二枚で
その値段はたかが知れていて
夜営業する意味は
粗利の高いもの
つまりアルコールとつまみが出るところにあるので
飲み物を訊かない
もしくは
飲み物を頼もうにも頼みづらいような余裕のない店員
というのは
飲食店にとっては
ほんとうに意味がない。

蕎麦が美味しいと思っていたけれど
おばさんが仕切っていたからこそで
蕎麦は美味しいから通う人は今後もいるだろうけれど
お客は確実に減るだろうと思う。

小さな店でも
整ってピシッとした雰囲気があって
静かな感じがしていたのは
おばさんが無駄なく働いていたからで
誰でもいいわけじゃないのだった。
飲食業は人だ、というのを実感しました。
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by writetoyou | 2007-04-23 01:33 | 食事
2007年 04月 22日

サンボマスター







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サンボマスターをテレビでみたけどとってもよかった。
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by writetoyou | 2007-04-22 23:59 | レビュー
2007年 04月 21日

襲名披露







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襲名披露のための緞帳です。
蝶の紋は綺麗です。

地元の祭でも
蝶の紋を持つ港町(町名が港町)は
強くて荒々しくて
一際華やかな印象があったのを
思い出しました。
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by writetoyou | 2007-04-21 18:55 | レビュー
2007年 04月 21日

歌舞伎座







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今日は歌舞伎を観に来ています。

いまは幕間です。

写真は
歌舞伎座の入り口を
下から映したところ。

この紫の房を触ると
気持ちがよいのです。

せっかく観にきたのに
昨日からの頭痛がまた始まって
体も疲れています。

次の幕は
「劇中にて襲名口上申し上げ候」
(中村錦之助)
とのことなので
とりわけ楽しみです。
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by writetoyou | 2007-04-21 14:39 | レビュー
2007年 04月 21日

けんか、肉






(昨夜寝る前に書いたもの)


南北線沿線に暮らしていますが
さっき四ッ谷から乗ろうとしたら
遅れていました。

放送で
六本木一丁目駅にて
お客さま同士のトラブル
と繰り返し案内しています。

知らない人どうしで
けんかをするだなんて
こわいことだなあと考えながら
わたしはぼんやりしていました。

今日食べた料理に入っていたお肉は
よく火が通っているのに生々しくて
汁がたくさん出てきて
かつフルーティーで
エロい味だと思ったので
一緒に食べていた人に
そう言いました。

文章で書くなら
官能的な味だと書くほうが
当たり障りもなく
伝わりやすいかもしれません。
いま書きながらそう思いました。

でも食べているときに感じたその味は
エロい
と思わず口にしてしまうような味でした。


たいへんおいしかったのです。
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by writetoyou | 2007-04-21 10:46 | この頃
2007年 04月 18日

おめでとう

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写真は
軽快に車を走らせる、
富山で暮らす友人。


わがままに思ったままにいうなら
ほんとうはこの人には
東京に住んでいて欲しいのです。

でもこの人は富山に暮らすことを選んでいて
わたしには富山で暮らすことは
苦しくてできないから

仕方ないのです。


あと何回会えるのか
考えたら・あまり
数えたら・あまり
会えないのかもしれない。

だから数を数えるのは
よしましょう。

高校のときは毎日
同じ学校に
いてたのに
その頃はまだ距離が遠く
たまにしゃべるくらいでした。


ともかくこの友人、
この春に
長い学生生活を終えて
長い間望んでいた職業に就いて
そのことを彼の周りの人たちが
みんな随分と喜びました。
何より
この友人その人が
会うと
前よりぐっと
すっきりと
朗らかな雰囲気になっていて
わたしはとても嬉しかった。

輪郭は
くっきりと。
肌も
澄んだようす。


この懐かしい、
遠くに暮らす友人。


おめでとうの気持ちと
いつでも励ます気持ちを
はっきりと残しておくべく、
ここにしるしておきます。
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by writetoyou | 2007-04-18 00:07 |